Edited on 07/08/2007

アイドル

あいどる・Idle

アイドルとは「何もしない」という意味、転じて「待機中」や「待機中の状態」を示す言葉になった。例えばパワーアンプで、無信号時に流れている電流をアイドル電流といったり、機器の電源を使用する直前でなく、前からを入れることを、アイドリングといったりする。

あいどる・Idol

アイドル(Idol)は元々偶像という意味だが、日本では「かわいこちゃん」や「かっこいいこ」などのことを指す。最近では分化が進み、○○+ドルという組み合わせで(バラドル=バラエティ界のアイドル、フードル=風俗界のアイドルなど)いろんな世界でのアイドルが生まれているが、世界がコアであればあるほど、アイドルの必要条件は緩くなる。ネットアイドルは言ったもん勝ち。


IC

あいしー・IC

集積回路(integrated Circuit)の略。オーディオ回路に使われるICは大多数がオペアンプ。その外観からムカデと呼ばれることもある。

むかで
むかで

あいしー・I see.

なるほど・了解)の省略形。


アウト

あうと・Out

アウトプット(Output)の略。機器の出力一般をさす言葉。

あうと・Out

遅刻


あおる

あおる

スピーカーなどに角材を挟んだりして、角度を付けること。

あおる

曲などの一部分だけフェーダーを上げて、またすぐに下げるような操作。


ア・カペラ

あかぺら・A Capella

「あかぺら」と日本語のような言い方をすることが多いけど、正しくはイタリア語で「ア・カペラ」。意味も正しくは伴奏のない声楽合唱曲のことなんだけど、最近は曲中で一部分だけでも(伴奏がない)歌だけの部分があれば、その部分を「アカペラの部分」というような言い方をする。


アクセス

あくせす・Access

会場などへの交通手段のこと。野外コンサートなどでは、最重要事項となりうる。

あくせす・Access

コンピュータ用語として、主に記憶装置にある内容を使うときに「アクセス」という言葉を使う。一般的には「ハードディスクを読む」というような言葉で置き換えられることが多い。

CDなどは1曲目から6曲目など自由に飛べるので、ランダムアクセスという。

あくせす・Microsoft Access

最高に使いやすい(怒)データベースソフトウエア。


アクタ

あくたー・Actor

あくまで「er」や「or」を表す長音「ー」を、技術者風になくして表記すると、このようにとても間抜けな字面になる好例。女性形はアクトレス(Actress)ちなみに「沖縄アクターズスクール」は、アクターズなのに全然男性が売れない事で有名。(しかも俳優として売れている人ほとんどいないし‥‥)


アクティブ

あくてぃぶ・Active

本来の意味は「能動的な」という意味だけど、音響用語として使われる場合は「増幅回路を持った」という意味になる。増幅回路はエネルギーなしには出来ないので、言い換えれば「アクティブなんとか」という、ものは必ず電源が必要になるということだな。反対語は「パッシブ」。


アコースティック

あこーすてぃっく・Acoustic

「耳の」「音響上の」といった意味。

余談だがなんとなく Accoustic と c を2つ重ねて綴ってしまいたくなるけど一つでよい。発音も綴りに忠実に「あこうすてぃっく」と cou の部分を「こう」と母音2つ入れてしまうと通じない。「あくーすてぃっく」のような発音が正解。

あこーすてぃっく・Acoustic

電子・電気楽器に対して、電気的な機構を持たない楽器の前に付ける言葉。(例・アコースティックギター)

あこーすてぃっく・Acoustic

ギターアンプやベースアンプなどを作っているメーカー名。特にベースアンプはクリアな音質からファンが多かった。本社がなくなってしばらくはフェルナンデスが扱っていたが、最近消滅した模様。(同じくアンプメーカーのアコースティックイメージとは関係ない。)


顎足枕

あごあしまくら

ギョーカイ用語。「あご」は食事代、「あし」は交通費、「まくら」は宿泊費を表すのだ。

(例・「今度のギャラあごあしまくら込みでツエージュウで頼むよ」=「今度のギャラは食事代、交通費、宿泊費込みで、10万円で頼むよ」)


アサイン

あさいん・Assign

振り分けること。ミキサにこの表示があった場合は、そのチャンネルの音をMTRのどのトラックに送るかという意味になることが多い。アサイメント( Assignment )はアサインの名詞形。


あし

本来平台の下に入れて高さを上げるものの総称で、「馬」とも呼ばれるものだが、箱状のものは「箱馬」と呼び、いわゆる「開き足」を「あし」と呼ぶことが多い。

音響ではスピーカの高さが足らないときなどに平台とともにお世話になることがある。

あし

交通機関・交通費のこと。

あし

出ると赤字になるもの。元々は隠しているものから足が出るということで、「本性がばれる」という意味だったのが転じて予算を超えることを示すようになった。また「おあし」でお金という意味も持つ。


アシスタント

あしすたんと・Assistant

メインとなる人間や物事を補助する役割のこと。

エンジニアやディレクタの前についた場合は、「奴隷」・「小間使い」・「雑用」などの文字に置き換えればだいたい正解になる。


アジマス

あじます・Azimuth

元々は天文用語で方位角のこと。

音響用語としてはテープレコーダーのヘッドとテープの垂直角度のこととなる。90度が正しい値。これがずれるとテープレコーダーの高域特性が劣化する。

3-3 オープンの調整参照


あずかり

あずかり

台本などにあった場面や台詞などをやめること。だいたい舞台監督が言うことが多くて、「あずかり」を指示された方はまず使わない言葉。

あずかり

コンビニ用語。お釣りが出ない金額を渡されたときも「ちょうど〜円のお預かりです。」といわなければいけない。


アース

あーす・Earth

大地とか地球という意味。

あーす・Earth

基準電位。

→グラウンド参照

あーす・Earth

殺虫剤。由美かおるのアース渦巻と水島弘のハイアースのホーロー看板はコレクターズアイテムの基本である。

あーす・Earth

マグマ大使の生みの親。

マグマ大使

アタック

あたっく

洗剤

花王アタック
花王アタック

あたっく・Attack

音の立ち上がりの部分。又はその部分をコントロールするつまみなどの名称。 Attack Timeの略なので、単位は時間だし、速い遅いで表現する。

あたっく・Attack

クイズ番組などで、『それでは第一問です。』のあとに鳴る、『ちゃらん』のような、脅かしとかきっかけを示す音のこと。主に放送関係で使われる言葉。


頭分け

あたまわけ

マイクの出力を直接分岐して色々な音響機器に入力する方法。直接といってもマイクから何本もケーブルをつなぐ訳じゃなくて、通常はマルチケーブルのコネクタやパラレルボックスで分岐する。

中規模以上のPAでは必ずこの頭分けをやっているが、音質のことを考えるのなら、2分岐ぐらいにとどめておいた方が無難。だが大がかりなイベントになると、1本のマイクをフロントミキサ、モニタミキサ、録音ミキサ、中継ミキサ・・・と4分岐以上する事もある。このようなときにはファントム電源のかけ方に十分注意する必要がある。

また分岐が多い場合にはスプリッタと呼ばれる回路を分離する機器を使用することもあり、この場合にはお互いが影響を受けずに済むので便利だが、スプリッタでの音質変化・スプリッタのコストなどがあり、必ずしも使われるわけではない。


アッテネータ

あってねーた・Attenuater

減衰器。プロ用の音響機器では主に音量を減衰させる機能を持った部分をいう。またパッドとアッテネータといった場合は、両方とも音量を減衰させるものだけど、パッドは減衰量が一定か数段階の切替式のスイッチを指し、アッテネータは減衰量が連続可変出来るつまみを指す。ちなみに正式に発音すると「あてぃにゅぇらぁ」みたいな感じに聞こえる。

あってねーた・Attenuater

オーディオの世界では、多接点のロータリースイッチと抵抗の組み合わせた部品という意味で使われる。通常の可変抵抗器にかわり音量をコントロールする部分に使わ、正確に減衰量が設定できることと、可変抵抗器に比べガリが出にくいので、高級品によく使用される。


圧電ピックアップ

あつでんぴっくあっぷ

ピエゾピックアップ(Piezo-electric Pickup)といった方が通りがいい。世の中には水晶のように、電極で挟んでねじってやると悲鳴を上げる物質があって、それを圧電素子とかピエゾ素子とかいうんだけど、この素子を使って作ったピックアップで、エレアコのピックアップなどはほとんどこのピエゾピックアップだ。


アップライトピアノ

あっぷらいとぴあの・Upright Piano

箱形にして小型化を図ったピアノ。トラックピアノともいわれる。一般家庭でピアノといえばこの形だが、日本の住宅事情と騒音問題からこの形で消音機能を持ったものや、アクションはそのままでエレクトリックピアノと切り替えられるものなどが開発されている。

アップライトピアノ

アドリブ

あどりぶ・Ad-lib

かなり日本語としての地位を得てきているが、元々はラテン語で「好きなように」という意味。ラティーノに好きなようにさせたら想像を絶することになるので、実際には「本来の流れを妨害しないお遊び」というニュアンスで使われる。

あどりぶ・Ad-lib

特に司会者などが、トラブルなどの突発的事象に旨く対処すること。「あのMCはアドリブがきかないからなあ。」などという。

アナライザ

あならいざ・Analyzer

分析器という意味だけど、音響の場合はスペクトラムアナライザ(周波数特性を測定する器械)の意味で使われることが多い。スペアナと略すこともある。(響きがちょっと淫猥)

スペアナ
スペアナ

アナログ

あなろぐ・Analog / Analogue

連続量を表す。決して正確に表現できない量だ。時間などはアナログ量の代表。

3-4 デジタルについて参照。

あなろぐ

手作業・地味・時代遅れなどの意味を自嘲的に表す。アナクロの誤用という説も‥‥

(例)「テープの手切り編集なんてアナログだよなー。」


アリーナ

ありーな・Arena

体育館などの床面のこと。体育館や球場でコンサートを行う場合は、この床面が一番いい席となるので、アリーナ席というのは、通常一番高価になっている。実際の音響オペレートもこのアリーナ席を基準にして行うことがほとんど。


アレイ

あれい・Array

「整列させる」という意味。音響では複数種のスピーカを組み合わせて積み上げたものを指すことが多い。

あれい

筋肉トレーニング用の鉄のかたまり。語源は外国語ではなく「亜鈴」から。


アレンジ

あれんじ・Arrange

編曲のこと。編曲者はアレンジャ。

あれんじ・Arrange

マイクなどを音源に対してセットすること。(マイクアレンジ)

あれんじ・Arrange

準備や根回し。(コーディネートと同義)

(例)「ゲストに○○アレンジしておいたからね。」「打ち上げで女の子アレンジしておいてね。」


アライメント

あらいめんと・Alignment

もともと「整列」という意味。スピーカシステムのスピーカの位置をあわせることをいう。「ユニット合わせ」と呼ばれる方法が一般的だが、「ケツ合わせ」や「ツラ合わせ」をする事もある。スピーカやエンクロージャの形状によるので、図のような関係になるとは必ずしも限らない。

アライメント
アライメント

あらいめんと・Alignment

上記のスピーカの並びを、ディレイを使って信号を送らせ、擬似的にスピーカの位置をあわせたような効果を得ること。「タイムアライメント」という事もある。

あらいめんと・Alignment

テープレコーダの調整、特にヘッド周りの調整をいう。


アンサンブル

あんさんぶる・Ensemble

「合奏」「協調」「調和」などの意味。「楽団」という意味でも使われることがある。

あんさんぶる・Ensemble

ヤマハのエフェクタにある音に厚みを与えるエフェクトの一種。3相コーラスっぽいエフェクト。お手軽に音をゴージャスに出来るが、使いすぎるとくどくなるキャラメルコーンのようなエフェクト。

アンバラ

あんばら・Unbalanced

アンバランスの略。日本式にいうと「不均衡式」。コネクタの形状などで使われる言い方。

9-6 バランスとアンバランス参照。


アンビエンス

あんびえんす・Ambience

音が四方八方を取り囲んでいるような状態。最近はサラウンドということが多い。「四面楚歌」は元祖アンビエンスだな。また「部屋鳴り」のことを「ルームアンビエンス」といったりする。かのクラーク先生は「ボーイズ・ビー・アンビエンス」と言った。


アンプ

あんぷ・Amp / Amplifier

「アンプの火入れて!」などと音響屋が叫んでいる場合には、PAシステムを駆動するためのアワーアンプのこと。簡単にいえばスピーカを鳴らす機械だ。

パワーアンプ
パワーアンプ

あんぷ・Amp / Amplifier

ギターやベース用のアンプ。この場合はスピーカとエンクロージャを含めて、エレクトリックギターやベースの音を出すためのシステムのことをいう。 スピーカとアンプ部が一緒になったものをビルトインタイプ、別になったものをセパレートタイプ、もしくはスタッカブルタイプという。

あんぷ・Amp / Amplifier

増幅器一般。電子回路設計の世界などでは、スピーカを鳴らす機械だけでなく、その中の回路や、他の微量な信号を扱う機械などもアンプと呼ぶ。

あんぷ

「暗譜」譜面なしで曲を演奏できること。クラシックなど譜面を見ながら演奏するのが普通の世界で、あえて譜面を見ないことをいう。