Ver. 3.1 2004-06-10


1-3 マイクの紹介




マイクの紹介といっても、もちろん全てのマイクを紹介できるわけもなく、代表的なマイクといっても用途や好みによって大きく変わってくる。ここでは私が何回も使ったマイクに限り、私なりの印象を交えてのご紹介。ここ数年でマイクも世代交代が進んで、中にはあまり見ない物もあるけど、知らないマイクを紹介しても仕方がないということでご了承を。

1-3-1 ムービングコイル
SM58(シュアー)
SM-58

いわゆる「マイク」らしい形をしたマイク。ハンドボーカルマイク用として開発されたもの。マイクを口に近づけて歌う事を前提としているために、近接効果の分だけ低域をカットしてある。また高域ののびを少し犠牲にして、強力なウインドスクリーンを使っているもんでハンドマイクで歌う事が少ないレコーディングの世界では、あまり使われる事がないが、PAの世界では誰がなんと言おうとボーカル用マイクのスタンダードだ。(「もうゴッパじゃないでしょ。」といわれて違うマイクが一瞬流行るが、いつの間にか元に戻るということが幾度となくあった)通称「ごーはち」「ごっぱ」。

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SM57(シュアー)
SM-57 SM58と同時期に発表されたマイク。楽器用のマイクとして楽器を選ばずオールラウンドに使えるが、収音した音はどちらかといえば「乾いた」音になる。ただ、あまりハイエンドまで伸びている印象はなく、「中域の堅い」というイメージを持つこともある。またボーカルにも使えるが、この場合はウインドスクリーンを付けて使うのが普通だ。通称「ごーなな」。(まんまやな)

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Beta 58A(シュアー)
Beta58a SM58の改良版としてリリースされた物。最近のトレンドに合わせてかなり高域特性が改良されているが、従来のSM58に合わせて作ってあるモニタースピーカなどと組み合わせると、高域特性の良さがかえって災いして、「ハウリングしやすいマイク」という評価になりがちなのも確か。指向性もSM58より狭くなっている。(スーパーカーディオイド)基本的にはボーカル用なんだが意外と楽器用にも使えたりする。 SM58の特性をそのまま上に一オクターブずらした感じ。

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Beta 57A(シュアー)
Beta 57a SM57の改良版としてリリースされた物。SM57よりも更に輪郭のある音が録れ、大音量にも追従してくれる。同時期にリリースされたBeta 58Aよりは市民権を得ている。これもSM57の特性をそのまま上に一オクターブずらした感じ。よって音源によっては高域の荒さが目立つことも。

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565SD(シュアー)
565SD

SM58やSM57が発売されるまでは、シュアーのダイナミックマイクのメイン商品だった。70年代初頭のPAといえば、このマイクでドラムであろうがベースアンプであろうが、収音していたものだ。製造元のシュアーでは現在は設備用のマイク(教会とかにどうぞとか書いてある)という扱いみたいだが、ちょっと前まではカラオケ用のマイクという位置づけだった。

昔はスイッチのないものや(565D)、4ピンタイプのコネクタのもの(ケーブルの作り方でインピーダンスが選べる)もあった。

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55SH(シュアー)
55SH もともとシュアーが50年代から60年代までの間に作っていたボーカル用のマイクだったんだけど、この外観のファンが多く、ふたたび作り出したというわけ。よって現在の品番は55SHの後にII(ツー)が付いている。まあ見た目重視のマイクなのでレコーディングで使われることはほとんどない。 通称「ガイコツ」

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MD 421(ゼンハイザ)
MD421

初代MD 421もう生産はしてなくて、現在はMD 421 IIというのがこれにあたる。初代が生産中止になった後、後継機種としてでていたMD 422が評判が悪かったのであわててMD421 IIを出したのだが、やはり初代の方が音がよかったという人も多い。通称「くじら」。

「ドラム用のマイク」というイメージが強いけど、発売された60年代後半はボーカル用として売られていた。今でもたまにボーカル用として使われることもある。プラスティックボディーのくせに物理的強度にも優れていて、コストパフォーマンスも高いのでよく使われるマイク。中高域に少しずつピークを持った周波数特性をしていて、それがパーカッションやドラムなどのアタックを上手く強調してくれるため、打楽器に用いられる事が多い。よく使うのは正式には品番のあとに"U"が付くキャノンコネクター使用のものだ。(これは初代のみで、MD 421 IIはキャノン仕様しかない)

専用ホルダは非常に抜けやすく割れやすいので、使用にあたってテープで補強するなどしておいた方がいい。(人によっては接着剤で固定している。)それと使用する前にコネクタの近くにあるリング式のハイパススイッチが「M」になっている事を確認する様にね。これが結構動きやすいのだ。(P側になっているとハイパスがかかってしまう。ま、この辺がボーカル用マイクとしての名残だな。)

ゼンハイザのMD 421 IIのページはこちら

MD 441(ゼンハイザ)
MD441

このマイクの当初の開発ポリシーは、「ダイナミックマイクで、コンデンサーマイク並のフラットで広い周波数特性を」というものだったんだけど、低域と高域が強調された音が当たり前の今では、収音される音はややこもり気味に聞こえる。木管楽器など暖かい音を上手く収音したい場合にいい。声がきつめの女性ボーカルなんかにもいいが、ハンドマイクにするには少し重いかも。あと外観が結構いけているので、演説用のマイクとしてもおなじみ。

これも使用の前にMD-421と同じくリング式のハイパススイッチが「M」になっているかを確認しておこう。あと普通はマイクホルダに隠れてしまって見えないけど、裏側にハイブーストスイッチがあるのでこれも線が平行になっている方にしておこうね。マイクをマイクホルダからはずす時は、マイクホルダに付いているフックを、スライドさせないとはずせない。無理矢理引っ張るとマイクホルダを壊してしまうぞ。 通称「ようかん」

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RE20 / PL20(エレクトロボイス)
RE20

PL20とRE20の違いは指向性で、PL20がスーパーカーディオイドでRE20がカーディオイド。音質的には似ているのでここでは一緒にしてしまおう。外見に似合わず「さらっ」とした音が持ち味。吹かれにもそれほど強くはない。下品な奴等(私?)は「馬並」と呼んだりする。でもアメリカでも「Elephant's Dick(象のちんちん)」という奴がいるそうな。

Variable Dという名称がカタログに載っているが、これは近接効果のキャンセル技術で、音源にマイクを近づけても低音の上昇が起きにくいようになっているのだ。(なので、ラジオDJのかぶり付きトーク用マイクとして良く使われるのだな。)

マイクの横にあるスリットで指向性を作っているので、ここをふさぐような使い方はしてはいけない。またマイクが重いのでマイクスタンドやホルダのネジがゆるんでいると、すぐマイクが「反省」してしまうので注意。使う時はマイクホルダの輪っかの部分の上にあるハイパススイッチがオフ(線が平行になっている方)になっている事を確認してから使おう。(まあ、指で動くようなものではないんだが。)

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PL80(エレクトロボイス)

ハンドボーカル用のマイクで、SM58に比べて「さわやか」な音が特徴。逆にこの特徴のために「腰がない」という評価を受けて、あまりPAの世界で使われなくなってしまったかわいそうなマイク。ま、生産もされていないのでもうあまり使われることもないだろうな。

PL80の廉価版とも言えるPL-77も音質的には似ている。付属のホルダはすぐマイクが落ちてしまうので、使わない方がいいぞ。

N/D408(エレクトロボイス)

楽器用として作られたマイクで、比較的小型な上に、収音部を回して角度を変えることが出来るのでセッティングしやすい。 音的には中域重視のちょっと暗い音。ドラムのタムの収音などによく使われる。

現在は生産されていないので、ほぼ同規格のN/D468という品番に受け継がれている。

M 88(ベイヤー)

ハンドボーカル用に開発されたマイク。BETA57の音にちょっと大げさに100Hz辺りにピークをつけた感じ。そのせいかゲインも少し高く、声の小さめのボーカルなどに向くことが多い。また比較的小口径のキックなどにも用いられる事もあるが、大音量の場所で使用すると振動系がとんでしまうこともあり、注意して使っていても振動系が「へたってくる」のが分かるので、他のダイナミックマイクと比べると少しデリケートだな。そのせいかリボン型と思っている人もいるけど、立派なムービングコイル型だよ。指向性は意外と鋭くて、ハイパーカーディオイド。

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224E(AKG)
高域用と低域用に二つのマイクカプセルを持ったマイク。上品な音だが大音量には向かない。コンデンサマイクのような外観をしているので、思わずファントム電源をかけたくなるが、それをやってしまうとこのマイクは壊れるので注意。
D330(AKG)
銀色のボディーがかっこいいハンドボーカル用のマイク。このシリーズはD330の他にD320とD310がある。高域にクセがあるために多少使いにくいが、男性ボーカルにぴったりのこともある。個人的には廉価版のD-320方が使いやすいと思う。
D112(AKG)
ドラムのキック専用に作られたマイク。比較的完成品に近いキックの音が収音できるが、どちらかといえば小口径向き。構造的に小さい穴の中に入れるということができなかったりする。

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ATM25(オーディオテクニカ)
これもドラムのキック専用に作られたマイク。比較的完成品に近いキックの音が収音でき、ロック系の音に良く合う。オーディオテクニカは他にもいろいろとマイクを出しているのだけど、(たとえばスネア専用のATM23HEとか)ダイナミックではこの一本だけが圧倒的に知名度を得ている。

オーディオテクニカのATM25のページはこちら



1-3-2 コンデンサ
C 451(AKG)
コンデンサーマイクにしては比較的安価で、物理的衝撃にも強いのでPAでもよく使われる。少し中高域にピークのある「かりっ」とした音が特徴。このピークがシンバルなどのアタック音を強調してくれるので、ハイハットやパーカッションの小物などの「金物」によく使用される。また重量が軽いので、かなり無理なマイキングをしても安定性がいいという点や、オフマイクでもサウンドキャラが変わらないあたり使いやすいマイクといえる。通称「しごいち」

ちなみに正式にはC 451というマイクは存在しない。普通はC 451 EかC 451 EB(ハイパススイッチが付いたもの)というボディーにCK 1というマイクカプセルを付けたものをC 451といっているわけだ。CK 1とC 451との間にはパッドやマイクの向きを変えるアダプターなどをはさみ込む事が出来る。吹かれにはかなり弱いので、スポンジ製のウインドスクリーンが付属しているが、必要のない時は使用しない方がこのマイクの持ち味を発揮できる。古いタイプでは銀色のボディーだったが、後に黒いボディーに統一された。

1993年に生産中止になったのだが、それに取って代わる適当なマイクがなかったために、最近再生産されている。これは一番ポピュラーだったC 451 EBとCK 1(カーディオイド特性)の組み合わせでC 451 Bという品番としているため、ちょっとややこしい。新しい451Bはボディーにハイパススイッチとパッドスイッチを内蔵しており、(スイッチが赤くてちょっといやな感じ)カプセルとボディーは固定されていて簡単には取り外せないようになっている。旧モデルに比べてピークが少し高域にずれたような気がするけど、いま残っている旧451がへたっているだけかもしれないので、なんともいえないな。

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C 480 B(AKG)

ボディとカプセルを組み合わせて使うブルーラインシリーズの上位機種。下位機種のSE 300がC 451の後継機種っぽかったんだが、残念ながらSE 300の評価は低く、このC 480に人気が集まった。といっても、C 451より価格も高く、音質も違うので全く別のマイクとして考えた方がいい。

カプセルはカーディオイドのCK 61/ULS・無指向性のCK 62/ULS・スーパーカーディオイドのCK 63/ULS・ウルトラカーディオイドのCK 69/ULSの4種類があるが、CK 61/ULSとの組み合わせが一般的。ULSとは、Ultra Linear Seriesの略。通称「よんはちまる」

音質的には良くも悪くもAKGサウンド。シンバル系なんかを収音すると、びっくりするくらい鮮明に収音できるが、どこか人工的な(イコライザをかけたような)音にも感じる。アコースティックギターなんかノンEQでOKの音が録れたりする。後マイクのゲインも高いので、オーバーレベルに注意。カプセルのパッドの部分+6dBというのがあるんだが、いったいどういう使い方をするんだろう・・・

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C 414(AKG)

U-87と並んでスタジオ用のコンデンサーマイクの定番ともいえるマイクだけど、U-87に比べて少し冷たい音がするのが特徴。どちらかといえばドンシャリの音だ。基本的には指向性で使うマイクなので、向きを間違えない様にね。ロゴがある方が指向性の向き。通称「よんいちよん」「弁当箱」

このマイクにはいろいろと細かい種類があって、それぞれ音質がかなり違う。

C 414 EB
これは現在生産されていないので、昔からあるスタジオでしかお目にかかれないかもしれない。現在のモデルに比べるとちょっとぎらついた音。ボディ全体が銀色なのはこのモデル。

C 414 B-ULS
現在のモデルのスタンダードで、EBよりおとなしくなったイメージ。昔はU87とキャラがはっきり違ったのだが、ULSになってから音源によってはU87と同じような音に聞こえる。クリアな音であることは確だが、AKGというメーカーからイメージされる音にしてはおとなしい。

C 414 B-TL II
はダイアフラムをAKGのビンテージマイクD 12に似せて作ったもので、その特性を活かすためにプリアンプ部分も出力トランスなしで設計してある。基本的にボーカル用として考えられているが他の用途にも使われる。ULSの方が周波数特性はフラットなんだが、こちらのTL IIの方が聴感上フラットに聞こえるのは不思議。金色のウインドスクリーンと、指向性切り替えスイッチのところにあるTL IIが目印。

AKGのC 414 B-ULSのページはこちら
AKGのC 414 B-TL IIのページはこちら
C 408(AKG)
クリップタイプのコンデンサマイク。外見はD 112のミニチュアのような形をしている。元々ドラムのリムなどにはさんで使うことを前提としているので、大音量に負けないようにわざと感度を落として設計してある。音質的にどうのこうのよりも、マイクスタンドでは狙いにくい所を狙ったり、見た目すっきりさせるという使い方が主流。よってPA用のマイクと言っていいと思う。ちなみに同じ数字でゼンハイザにもN/D408というドラム周りによく使うマイクがあるので注意。現在ではMICROMIC SERIES IIとラインナップを変更しているので、このC408に相当する物は、C418になる

AKGのC 418のページはこちら

U87(ノイマン)

どのレコーディングスタジオにも必ず置かれているマイク。スタジオ用コンデンサマイクのスタンダードだ。コンデンサマイクの新製品の評価で、よく「U-87と比べて〜」という言い方をするのはこのため。暖かく丸い音が特徴で個人的にはオンマイクでの使用が好きだ。通称「ぱーなな」。

直接マイクフォルダに取り付ける事が出来ないので、写真のようにサスペンションホルダを使う。指向性は無指向、カーディオイド、双指向の3つが選べる。このスイッチが付いている方がカーディオイドにした時の指向の方向。その逆側には七輪(見た事ないかなあ?)の空気孔のようなパッドスイッチと、ハイパススイッチがある。

現在目にするのは3タイプ。他のマイクに比べればそれぞれの音質の差は小さい。

U 87
特殊なコネクタを使っているので、変換ケーブルでXLRにして使う。(特に専用の機器は必要ない。)一番ファンが多いタイプで、U 67に似た温かい音が特徴。

U 87 i
マイク本体にXLRコネクタの付いたもので1986年まで製造された。現在スタジオでお目にかかるのはこのタイプが一番多い。またこのモデルまで電池でも使う事が出来る。けど特殊な22.5Vの電池を2本使うので、電池で使う事はまずない。マイクの下側に付いている小窓はバッテリーチェックインディケータ。

U 87 Ai
現在発売されているタイプ。U 87 iに比べると、すこし抜けのよいクリアな音になった。変更箇所は電子回路部分のみ(ダイアフラムがU68と同じものに変更されたという噂もある。) で、電源はファントム専用となっている。ボディーが黒色のものもあるのだが、買い手が黒色に慣れないせいなのか、あまり見ないなあ‥‥

ちなみにノイマンの品番の最後に「i」がつくものは、「International」の「i」という意味。大げさな名前だが、実際には「XLRコネクタのもの」という意味でしかない。

ノイマンのU 87 Aiのページはこちら

U67(ノイマン)
外見は全くU-87と一緒。マイクの中にプリアンプ用の真空管が入っているいわゆるチューブマイクだ。当然使うときは専用の電源と接続ケーブルが必要になる。(電源からは210VのB電圧が供給される)U-87を更にまろやかにしたような音質で、ピアノなどのアコースティック楽器の収音に威力を発揮する。現在は発売していないビンテージマイク。
U47(ノイマン)
かなり大型のマイクで、これも真空管を内蔵したチューブマイクだけど、その無骨な外見とは裏腹に乾いた明るい音がする。現在は発売していないビンテージマイク。アコースティックギターやシンバルなどの収音に最適。B電圧が105Vと低めなせいか、ダイナミックレンジはそれほど広い感じがしない。内部回路にFETを使った「U-47FET」というのもあるがほとんど受け入れられずに消えていった。
KM 84 i(ノイマン)
小型のコンデンサマイク。嫌味のないさらりとした音質なので、音源を選ばないが、どちらかといえば小音量のアコースティック楽器向き。KM 83 iは無指向性タイプ、KM 85 iはKM 84 iにハイパスフィルタが付いたもの。(フィルタはかかりっぱなし。本体のスイッチはパッドスイッチ。)現在は発売していないビンテージマイク。
SM 81(シュアー)

比較的新しい細身のマイク。あまりコンデンサマイクという感じがしないどちらかというと柔らかい音、あっさりとした音。オンマイクが得意で、ボーカルからパーカッションまでなんにでも使用できるが、オフマイクでの使用は音が荒れる。

音質には関係ないけど意外とゲインが低い。

CMC(ショップス)

コンデンサーマイク専門(だと思う)のメーカーショップスの代表作。C 451と同じく、マイクカプセルとプリアンプの入ったボディーの組み合わせで(マイクカプセルは20種類、ボディーも5種類ある)初めて一本のマイクになるので、CMCというマイクは存在しないのだが、MK 4gにCMC 5を組み合わせたものがよく使われ、比較的癖のないさらっとした音が身上。マイクの頭の少し下の部分に指向性の切り替えスイッチがある。

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C-38B(ソニー)
NHKとソニーが共同開発した純国産マイク。そのためか、良くも悪くも「和風」の音がする。漫才用のマイクのイメージが強いかもしれないけど、邦楽器を収音させる時には最高のマイクだ。ナレーションなどの「声」(歌でないもの)の収音は得意中の得意だし、ギターアンプの収音などにも良い。なんか、「音の除湿効果」を感じる音だ。通称「さんぱち」。

指向性は背面のケーブルがでている所の上側に、指向性切り替えの穴があり、付属の極細マイナスドライバーで、無指向性からカーディオイドまで連続可変出来る。この穴のある方がカーディオイドにした時の裏側。で、ケーブルの出ている所が、リング状のスイッチになっていて、ここで電源のオンオフと、ハイパスフィルタの切り替えをする。OFFから右に回していくと、赤のM、黒のM、V1、V2とハイパスがきつくなっていく。またOFFから赤のMにした時に、マイクの下側の赤いランプが一瞬点灯してバッテリのチェックが出来る。

電源はファントムでも電池でもどちらでも動作する。左右の「ぼっち」を下に下げると、ふたが開き、電池交換が出来るほか、この部分に-8dBのパッドスイッチと、ローパスフィルタがある。しかしまあよくもここまで、いろんな所に色々と付けたもんだな。

ソニーのC-38Bのページはこちら

C-48(ソニー)

楽器用のマイクという位置づけで音質はC-38と全く正反対のドンシャリの音。どちらかというとAKGのマイクに近い音がする。通称「よんぱち」

スイッチ類もC-38と違ってふたの中にすっきりとまとめられ、指向性の切り替え、パッドスイッチ、ハイパススイッチ(V側がオン)が入っている。使う時にはマイクの下部にある電源のオンオフスイッチを、入れるのを忘れないようにね。(意外と忘れがち)

ソニーのC-48Bのページはこちら